インタビュー企画第5弾!高橋 碧さん(看護師)

 こんにちはハレ訪問看護リハビリテーションの管理者の山﨑です。

今回は2月から入社した看護師の高橋碧さんにインタビューさせていただきました。

なぜ看護師になったのですか?

幼いころから祖母と一緒に住んでいたため、祖母の通院の付き添いなどから看護師が身近な存在でした。

また昔から、生徒会長や学級委員などをやっていて、どうやったら学校がよくなるだろうか、もっとこうしたほうがいいのではないかと考えるのが好きでした。

そのため人のためになにかできる仕事がいいと思ったのもこの仕事を選んだ理由です。

実際看護師になってみて一人一人にゆっくり時間をかけられなかったり、思った以上に忙しかったりギャップはあったのですがそれでも患者様が元気になっていく姿を見ていくのはとても嬉しかったです。

この仕事の魅力はなんですか?

病気は患者様や家族にとって人生の中で大きな出来事です。その人生の大きな一部分に関わらせていただけるこの仕事にやりがいを感じています。

また命に関わることができる仕事は限られていますし、医療従事者は家族や患者様にとって特別な存在だと思います。

だからこそお看取りなどがある時は自分を選んでくださったのだと思い、その方の最後の時間に寄り添うように心がけています。

またこの仕事だからこそ命の大切さがわかります。後悔のないようにやりたいことをやり、1日1日大切にしながら生きることの重要性をこの仕事から学び、人間としての成長があるのも魅力だと考えます。
 

高橋さんは以前全国ボランティアナースの会に所属していましたがその経緯を教えていただけますか。

病院で働いていたとき独居の糖尿病の80代の男性の方で、血糖コントロール目的で入退院を繰り返している方がいました。

病院でコントロールできても自宅に帰ったらすぐ病院に戻ってきてしまう。

このことからご自宅でどのように過ごしているのだろうか、入院を予防する方法はないのかと考え始め、介護保険制度に興味をもちました。

自分で制度について色々勉強していく中でより深く制度について学びたいと思い町役場で看護師として働き始めました。

認定調査員としてご自宅に伺ったり、介護保険について相談を受ける中で独居の高齢者で認定にはならなかった方や、老々介護の方でどこに相談していいかわからない方、介護保険は使えていてもご家族の負担は軽減されていないという様々な状況に直面しました。

このことから訪問ボランティアナースの会に参加して保険外の手からこぼれ落ちた方の手助けをしたいと思い活動をしてきました。

具体的には呼吸器をつけている利用者様とご家族の旅行に同行しました。このような保険外の活動は患者様のケアだけでなく、ご家族にも休んでいただくという意味もあると思っています。
 

今考える今後のビジョンはありますか。

もともと在宅に興味があり、その人らしくお家で過ごしてもらうお手伝いをしたいという思いがありました。そのため自宅で療養している方に直接関わることができる訪問看護はとても楽しいです。

病院でも町役場でも自分がどうにかしたいと色々行動しても救えない方たちがいました。そのため保険外の重要性を感じました。その想いに共感してくださったのがオーナーです。今後この想いが実現して形になることにわくわくしています。

また、新人時代にもっといろいろなことを勉強しておけばよかったという後悔があるので、今後学びの時間を増やしていきたいという思いもあります。

利用者様や家族にとってどのような看護師でありたいですか。

在宅看護は生活の一部に入るため家族みたいな存在でいたいです。

また来てくれた、なんでも相談できると思ってもらえるような信頼関係をご利用者様とご家族と築いていきたいです。


以上インタビューになります。話を聞く中で色々な想いや挫折もあり、それでも諦めず目標に向かって行動し続ける高橋Nsをとても尊敬し、これから一緒に働く事ができることをとても嬉しく思います。
   
また高橋Nsの“手からこぼれ落ちた方を救いたい”という想いに共感し、弊社は今後保険外のサービスを形にしていきたいと思っています。

とても素敵な方なので高橋Nsが訪問に行くのを楽しみにしていてください!
 

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