お悔やみ訪問に行かせていただきました

こんにちは。ハレ訪問看護リハビリテーション看護師山崎です。

先日主任ナースとお悔み訪問に行かせていただきました。

利用者様の奥様がハワイ出身の方で、訪問すると暖かく迎え入れて下さいました。

ハワイでも病院で亡くなることが一般的な中ご自宅で看取ろうと思った理由は、入院中コロナの影響で鏡越しの面会のみで、全くご主人と会って話すことができなかったことでした。このまま話せずに死んでしまうと思った時に自宅で看取ろうと決心したそうです。

息子さんがまだ中学生で大変な中だったと思いますが、ハワイから奥様の甥っ子さんが来たり、家族一致団結してご本人を支える姿に胸を打たれたとメンバーから聞いていました。

お話の中で訪問していたメンバーの名前が奥様から何回もでてきた時に、ああ名前を覚えてもらえるってすごいことだな、訪問看護師の仕事って素敵だなと改めて思いました。

病棟だと多くの中の看護師で終わってしまうことが多く名前で呼んでもらえることは少ないので、それだけ在宅では利用者様とその家族に蜜に関わることができるのだな、そのようにご家族と信頼関係を築いたんだなと感じました。

奥様から「ハワイから来たうちの甥っ子が日本語が全くできなかったから、駿くん(板垣NS)が一生懸命英語で説明しようとしている姿が印象的でした。」とその時を懐かしむように笑顔で話して下さいました。

辛かったり、幸せだったりしたその時のことを一緒に振り返ることができること、ご家族が大変な時に傍にいたこと、終末期の利用者様と家族に関わるこの仕事の意味を考えさせられました。

看取り

最期の時先生が到着するまで悲しむ奥様の背中をさすり続け、息子さんに「もうしゃべれないけど最後まで耳は聞こえているから伝えたいこと伝えてね。」と話しかけた板垣NS。そんなメンバーの行動や言葉がけがきっとご家族の最期の大切な時間を支えたのではないかと奥様と話して思いました。

奥様が「ハワイでは訪問看護師はスペシャルナースといって誰にでもできる仕事じゃない、みんなに感謝しています、ありがとう。またいつでも遊びに来てね」と言って暖かいハグをして下さいました。

最期の大切な時間を大切な人と過ごせるように支えること、ご家族の悲しみに寄り添うこと、ハレではそんなことを大事に利用者様と関わらせて頂いています。

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