私が訪問看護にとても魅力を感じている理由

こんにちは。株式会社サードプレイス代表取締役の山崎久美子です。

今回は私が訪問看護にとても魅力を感じている理由を話したいと思います。

私が小学校3年生の時、94歳で曾祖母が亡くなりました。

自宅で亡くなったのですが私が小さい頃はまだ自宅で亡くなる方も多く、私の曾祖母もその一人でした。

庭のつつじが満開の頃の日曜日の夕方でした。父と祖父は庭の手入れをして、母と祖母は台所で夕飯の支度をしていました。私と妹はいつものように寝たきりになっていた曾祖母の枕もとで遊んでいました。

そうするともう自力では動けなくなっていた曾祖母が急に私たちに手を伸ばしたのを鮮明に覚えています。その後の記憶は曖昧でよく覚えていません。覚えているのは初めての死を見て、ただただびっくりしたことです。

しかし今振り返れば曽祖母の最期は日常の中にあり、とても穏やかでした。いつしか私自身曽祖母のような最期であったらどんなにいいだろうと思うようになりました。

寝たきりになっても、孫が近くにいて遊んでいること、家族の話し声が聞こえること、それは私にとってはとても幸せなことだと思いました。

現在8割を超える人が医療機関で亡くなっています。そのため“自宅で亡くなる”というかつては当たり前であったことが当たり前ではなくなり、自宅で亡くなることに対して昔より不安や恐怖が強いのではないかと思います。

そんな中で訪問看護に私がとても魅力を感じている理由は、地域で暮らす方に、関係職種と協力しあって、一人ひとりに必要な支援が行え、そのような不安や恐怖を軽減できると思ったからです。

ハレ訪問看護リハビリステーションがみなさまの不安を少しでも軽減でき、ご自宅で安心して生活できるように尽力して参ります。

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